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2008年2月2日 IDN Daily News Clip

診療所再診料下げ提示

 ■ 診療所再診料下げ提示 財源、救急などに手厚く 中医協に厚労省

 厚生労働省は先月16日、診療所の再診料(現行710円)の引き下げなどを
 盛り込んだ2008年度診療報酬改定の方針案を、中央社会保険医療協議会
 に提示した。

 具体的な下げ幅は明示せず、中医協で議論して決める。
 病院勤務医の負担軽減が目的で、引き下げにより浮いた財源を主に病院の
 産科、小児科、救急に手厚く配分する。
 診療報酬の改定率は昨年末に決定済み。
 医師の技術料などの「本体部分」の引き上げ幅が0・38%にとどまったことから、
 病院の再診料(現行570円)は据え置く。

 この日は日本医師会の委員が「引き下げには絶対反対」と表明。
 再診料をめぐる結論は次回以降に持ち越した。
 再診料については、診療所より安い病院に患者が集中、勤務医の多くが
 疲弊して病院を辞め、開業医に転身、勤務医不足を招いたとの指摘がある。
 また方針案では、75歳以上が対象の後期高齢者医療制度が4月に始まる
 のを控え、75歳以上の患者について、主な慢性疾患に関する主治医の
 立場にあり、診療計画を作成するなどの研修を受け、全身的な病状管理を
 受け持つ医師を「高齢者担当医(仮称)」と新たに規定。
 担当医は原則的に診療所の開業医で、周囲に診療所がない場合は
 病院勤務医も認める。

 高齢者担当医は、患者の過去の病歴や服薬歴、福祉・介護サービスの
 利用状況などを初診時に詳しく把握する必要があるとして、75歳以上の
 患者については初診料(現行2700円)を引き上げる。
 一方で、再診時は継続的な指導・管理が診療の中心になることから、
 再診料は74歳以下の患者とは別建てで引き下げる。
 これにより、初・再診料は75歳を境に異なる料金体系となる。

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